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よくある質問(後遺障害)

後遺障害とは何でしょうか。症状固定とは違うのでしょうか。

後遺障害とは、治療を続けても回復せず、元の機能、状態に戻らないことをいいます。負傷による症状がそのままの状態で維持される(=固定される)ことから、「症状固定」などということもあります。


例えば事故によって体の一部を切断した、などという場合には、元の状態に戻りませんから、後遺障害があるといえます。また、関節が事故前の半分しか曲がらない、という場合も、元の状態、機能を回復していないので、後遺障害がある、といえます。

もちろん、治療を続けることによって、元の状態に回復する可能性があるなら、後遺障害が残っている、ということはできません。治療を続けても元の状態、機能を回復することがない、と医学的に認められて、後遺障害がある(=症状が固定した)ということができるのです。


通常は、治療を続けていくなかで、医師から、治療を続けても元の機能、状態に戻らない旨の説明があり、その時点で「後遺障害診断書」が作成されることになります。